授業料無料の大学「UoPeople」とは?世界と繋がる次世代の学び

UoPeople
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私は、アメリカの大学「University of the People」で勉強している現役の50代大学生です。University of the Peopleはとてもユニークな大学で、年齢や国籍を問わず、「学びたい」という情熱がある学生が世界各国から参加しているオンライン大学なんですよ。

この記事では、University of the Peopleのシステムをご紹介します。

UoPeopleは世界中の「学びたい」に応える大学

WASC認定を受けた100%オンラインの大学

University of the People、略してUoPeopleは、カリフォルニアのパサデナにオフィスがあります。

2009年に、学長のシャイ・レシェフによって創設されました。授業料が100%無料という革新的な大学で、すべての授業がオンラインで行われています。

2025年2月には、WASC(The Western Association of Schools and Colleges)に認定されました。※WASCの参考サイト

つまり、『学費は無料でも、教育の質はアメリカの伝統校と同じ基準を満たしている』と正式に認められたのです。この認定は、私たちの学び直しが確かな価値を持つことの証明でもあります。

私が入学した頃は、UoPeopleに”安かろう悪かろう”というイメージを持っている人もいましたが、WASC認定を受けたことで、この心配は無用になりました。

授業料が無料のうえ、テキスト代もかからない。

UoPeopleは、すべての費用が無料というわけではなく、正確には「授業料が無料」の大学です。

「学びたい意欲があっても学費が払えず、大学進学を諦めざるを得ない人々に教育の場を提供したい」というシャイ・レシェフ学長の理念によって創設されました。

大学の運営には世界中のボランティアが関わっており、経営陣からインストラクター、事務スタッフまで、多くの人々が世界中からその活動を支えています。

また、授業ではオンラインで無償公開されているリソースのみを使用するため、テキスト代もかかりません

つまり、「ボランティア精神」と「デジタルの活用」が、授業料無料の大学、UoPeopleを実現させているのです。

「学ぶ意欲のある人」のための大学

誤解しないでいただきたいのは、UoPeopleは特定の層だけを受け入れる大学ではない、ということです。

「貧困国出身でなければならない」「年収が一定以下である」といった条件は一切ありません。経済状況や居住地域に関わらず、「学ぶ意欲のあるすべての人」に等しく門戸が開かれています。

多様な背景を持つ学生が、同じプラットフォームで共に学べるのが、UoPeopleなのです。

16歳以上の高校を卒業している人で、大学が要求する英語力を証明できる人であれば、誰でも入学できます。

学生は200ヵ国以上から参加していて、英語でやり取りします

私がこれまでに履修したコースでは、アジアとアフリカの学生が多く、時々アメリカ人やヨーロッパ人がいました。コースの最初の自己紹介や、課題の意見交換を見ていると、ほとんどの学生は社会人です。

年齢層も幅が広く、10代〜50代の学生と同じクラスになりました。60歳以上の人にはまだ会ったことはないですけど、、いるかもしれませんね。

そうそう、アメリカの体操選手でオリンピックメダリストの、シモーネ・バイルズさんもUoPeopleの学生なんですよ。

シモーネ・バイルズがUoPeopleを語る動画がこちらです!

リアルタイムの授業はない

大学の基準時間は、北米の中部標準時(Central Standard Time)に設定されていますが、リアルタイムの授業は無いので、クラスへのアクセスは24時間可能、学生は自分の都合の良い時間(私の場合は日本時間に合わせて)に課題をこなすことができます。

各クラスには担当のインストラクターがいて、掲示板の学生の議論に参加して誤りを指摘してくれたり、議論を盛り上げてくれたりします。

もし、インストラクターへの質問や依頼(評価の見直しなど)があれば、Moodleというオンラインキャンパスの質問コーナーに投稿することもできるし、直接メールすることも可能です。親切なインストラクターは、「〇曜日の◯◯時以降なら回答できますよ」など、ご自分の都合を教えてくれたりします。

UoPeopleのターム構成

各コースは9週間あり、毎週2〜3つの課題を提出するよう指示されます。その回答を締め切り前までに掲示板に投稿したり、インストラクター宛にレポートを提出したりします。

それから、3週目と6週目には、中間テストにあたる「Graded Quiz」があり、理解度の評価が行われます。その難易度はコースによってまちまちです。

そして、9週目がコースの最終試験となり、この試験が終了した時点でコース完了となります。

最終試験の結果が出て、それまでに提出した課題のグレードとともに基準を満たしていれば、単位が付与されます。

まとめ

授業料無料、100%オンライン。この革新的な仕組みが、私たちの「いつか学びたかった」を実現してくれます

仕事や家事で忙しい毎日だからこそ、自分のペースで学べるこの環境は、私たち世代にとって最高の贈り物かもしれません。

まずは公式サイトを覗くことから、新しい自分への一歩を踏み出してみませんか?

University of the People公式サイト

UoPeople創設者である、シャイ・レシェフ学長の動画です。私は、学長の教育に対する信念に感銘を受け、UoPeopleに入学しよう!と決断したんですよ。

UoPeopleに興味のある方はぜひ御覧ください(*^^*)

私は2022年4月にENGL0101に合格し、UoPeopleに入学。UNIV1001とBUS1101の基礎コース(入学した時はBA専攻だったため)を経て、2023年1月より正規学生となりました。現在は、専攻をCSに変更し、4年弱在籍しています。このブログは、私が実際に受講したコースの内容をもとに記事を掲載しています。また、記事内の事務手続きに関する情報は、その手続きを行った当時の内容です。今後、できる限り情報をアップデートしていきますが、書かれている内容は必ずしも最新の情報ではないことをご了承ください。

※アイキャッチ画像はAI(Gemini)により生成されたイメージです

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